11 時 00 分〜 15 時 00 分
大田区産業プラザ Pio 大展示ホール「キミトノキスヲ」 SP-No.114
「轟天社」
妹って
「起きて、お兄ちゃん」
「んー」
お兄ちゃんは、うなって、「土曜日」
ひと言だけ、だけど、これは、「土曜日でおやすみなんだから、ちょっとくらい寝てたっていいじゃないか」の略。判るんだ、私。
私は私で、「うん」ってだけ、言う。
これは、「うん」は「うん」でも、「うん、いいよ」っていううなずきじゃなくて、その反対。「うん。でも、そろそろ起きようよ」とか、そのくらいの意味。
- SAFE RETURN -
いいよね！
わーい！
私はお部屋に飛び込む。
お出かけだ！
デートだ！
――なんて言ったら、お兄ちゃん、「行き先、コンビニだよ？」って言うと思うけど。
いいんだ。
デートなんだ。
これはデートなんだ。
- TANGO LINE -
というわけで
「いや。菜々はコンビニに何の用？、って。何か買うの？」
「うーん……、特に、何にも」
「……何それ」
「用事、ないの」
「それで……、なのに、ついてく、ってあんなに大騒ぎしてたの？」
「だって、ついてきたかったんだもん。お兄ちゃんと一緒にお出かけしたかったんだもん」
「お出かけ、って……、行くの、コンビニだよ？」
「お兄ちゃん……、それ言うの、二回目」
「あ」
「あはは」
- DEEP STRIKE -
「キミキス」
Collection
of
short/side/skew stories
菜々オンリィ二次創作小説集――
ちなみにやったのは――いろんな色のブロックが落ちてきます。同じ色のが四つつながるように並べると消えますから、それを利用して、上まで積んじゃわないようにしてください、というルールのパズルゲームだったよ、とか。
始めてしばらくの間は、ブロックをたくさん消した時、画面上の自分のキャラが叫ぶ、必殺技みたいなのの名前や、逆に、相手にたくさん消されて、向こうからの技を受けた時にあげる悲鳴なんかを、真似っこする余裕もあったよ、とか。
お兄ちゃんの方にも、それを聞いて笑ったりしてる余裕があったみたい、とか。
- IMMINENT THREAT -
"Heavy Bullet"
ヘヴィ・バレット
Q. 何のイヴェントか？
A. 「キミキス」のオンリーイヴェントです。
関連リンク： キミトノキスヲ
Q. サークル名、配置番号は？
A. それぞれ、「轟天社」、 No.114 です。
Q. 出しものは。
A. 新刊「ヘヴィ・バレット」。菜々本です。
既刊「スティーム・ブレーキ」も持っていきます。夏コミで出した摩央姉ちゃん本です。
Q. 漫画？
A. 小説です。
Q. 新刊の内容はどんな？
A. 菜々の一人称で、普通の休日の生活の記録、という感じ。
僕が書きました。なので、そういうものです。
Q. 18 禁？
A. 健全ものです。本当に健全かどうかはともかくとして。
Q. 「ヘヴィ・バレット」って。
A. もちろん、「スカイガンナー」のシエルの特殊戦闘機動です。
Q. 「スカイガンナー」の本では……。
A. ありません。まったく。
「スカイガンナー」が好きだから、という、ただそれだけの理由で借りてきました。
新刊「ヘヴィ・バレット
Collection of short/side/skew stories "Heavy Bullet" 」
enterbrain 作品「キミキス」菜々二次創作小説集
A5 44 ページ・プリンタ本 400 円
既刊「スティーム・ブレーキ
Collection of short/side/skew stories "Steam Brake" 」
enterbrain 作品「キミキス」摩央姉ちゃん二次創作小説集
A5 44 ページ・プリンタ本 400 円
2006 年 10 月８日・日曜日
11 時 00 分〜 15 時 00 分
大田区産業プラザ Pio 大展示ホール「キミトノキスヲ」 SP-No.114
「轟天社」